2013年05月22日

クローゼットチェック

P1150082.jpg鎌倉のSさんからご依頼をいただき出張レッスンに行ってまいりました。Sさんからのご相談は『親戚から譲り受けた着物や帯の処分や整理の仕方について』。Sさんとお話しながらいくつかの方向性を決め仕分けることにしました。

漠然と仕分けにかかると時間がかかってしまったり何度も検討し直すことになって
しまうので、
@そのままでも、直しをしても着用したいと思うもの(着用可能なもの)。
A経年劣化を考えると処分せざるをえないもの。
B着用はしないが状態が悪くないのでインテリアにしたりリサイクルショップなどに
持ち込むもの。
このような考え方で分けてみました(区分の仕方はその方によって変わります)。

1.jpg明治、大正生まれのご婦人方がお持ちだった着物や帯は、現代には無い意匠のものがあって目を奪われました。帯はお好みだったのか流行りだったのか柔らかい芯の袋帯が多く、着物はモダンな縞柄や真っ赤な胴裏が使われているものがあり時代的なものなのかとても興味がわきました。

P1150083.jpg特に素晴らしいと思ったのはこの袋帯です。渋めの地色に雀とぶどうの蔦の刺繍がほどこされているのですが、本当に美しく繊細!これは是非Sさんにしめていただきたいと申し上げた所、「やわらかい芯で袋帯なのでしめにくいかな」と言われたので、芯を替えて名古屋帯に仕立直すのもいいかもしれませんよ、とご提案しました。

他にも、
気軽に着られる着物があったので羽織ってチェックしてみたら寸法が合いそう!
               ↓
単衣でバチ衿だったので、気軽にご近所へ食事の際にでも御召し下さいとご提案。

寸法が弱冠合わないがとても良い状態で色柄も素敵な江戸小紋
               ↓
あまりにももったいないので「要検討(今決められないので保留)」
などなど。

ご親戚から譲り受けた着物や帯は処分や整理をするとなると悩んでしまうことと思います。
ご自分で着用できれば1番良いのですが、経年劣化や色柄の具合など、どうしても
着ることができない物は処分するかリサイクルショップに持ち込むことになるでしょう。
ただ、状態も良く意匠も素晴らしいもので処分するのはあまりにも残念というものに
関しては、少し直し代がかかっても着用していただきたいなぁとも思います。
特に何十年も前の刺繍や染めや織りの素晴らしさにはお宝級のものがあります。
着ることが叶わなくても、インテリアにしたりするとお部屋の雰囲気がぐっと変わったりして
オリジナルな楽しみを味わうことができます。

ご自宅のタンスに眠っている着物や帯について相談したい!と思われている方、
葉ごろも着付け教室ではこのような出張レッスンも行っておりますのでご連絡下さいね!

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3.jpgレッスンのあと、Sさんおすすめのフレンチ Le puits gourmand KAMAKURA(レピュイグルマン カマクラ)でランチをご一緒しました〜♪野菜やワインなど無農薬を使っているとのことです。




2.jpg水を使わない新玉葱のスープ、レモンの泡が乗ったしらすのリゾット、トウモロコシのプリン!・・・お、お、美味しいー。繊細で丁寧に作られたお料理でした。

カウンターの雰囲気も良いなぁ〜。気軽に入れるような感じのお店です。オーナーシェフの山崎さんが色々とお話してくださいました。都内やフランスなど数々のお店で腕を磨き、半年前に知り合いが全く居ない鎌倉でご自分のお店をオープンされたそうです。初めて味わうお料理が多く、美味しくて大満足でした。
posted by miyuki at 19:28| Comment(0) | クローゼットチェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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