2018年03月26日

初めての刺繍紋

FullSizeRender 8.jpg初めて刺繍のしゃれ紋を入れてみました!
去年、珍しく状態が良く、着られる寸法のリサイクルきものを見つけ(やわらかものの天目染め小紋という着物)、色も欲しかった黒地だったので気に入り購入しました。

IMG_9558.JPG着物は一つ紋入りで五三の桐の縫い紋が施されていたのですが、略礼装として使う予定もなく、カジュアルに着るには黒地の着物に白糸の縫い取りという地味さがとても気になりました。


28958293_1314362942040398_2862401078307457000_n.jpg着物を見ていたら突然カジュアルな刺繍のしゃれ紋を入れたい!と思いつき、ネットで検索してみました。でも、考えれば考えるほどお店を選べない。できたら直接お話してご相談したい。散々悩んでいたところ、高橋刺繍店のHPにたどりつき電話で連絡してみました。その後、着物を持って仕事場でもあるご自宅に伺い、刺繍する紋や使用する糸の色をご相談しながら決定しました。

P1250861 (1).jpg加賀紋『七つ繋ぎ鱗(うろこ)』。大きさは6分です。
当初、全く違う雪の結晶のような模様をお願いしようと思っていたのですが、最初についていた縫い紋がミシンで縫われていたことがわかり、着物に大きめにミシン後の穴が開いてしまっている場合は陰紋(紋の輪郭だけを染め抜いたり縫った紋)だと跡が見えてしまう可能性があると言われました。
そこで、刺繍の割合が多い加賀紋に変更することにして、カジュアルにも見えて好きな模様でもある「鱗(うろこ)」模様の七つ繋ぎにしていただくことに決定しました。糸の色は「赤」に決めていたのですが、2箱に入っているたくさんの赤糸の中から選ぶという。。。嬉しい悲鳴をあげながら楽しく悩ませてもらいました!

IMG_1386.JPGこんなコーデをしたいと思います。







今回、東京・杉並の高橋刺繍店さんに初めての刺繍紋をお願いしたのですが、とてもご丁寧に
対応くださり、結果的に大満足でした。素人の感覚で「伝統、職人、超絶技巧」etc・・・。
どんな方なんだろうと思ってドキドキして伺ったら、亡くなった先代から引き継いでお仕事を
されているという私とあまり変わらないくらいの年齢の娘さんと、さらにその女性の娘さん
(先代のお孫さん)が引き継いでお仕事をされていました。

着物を見ていただいてすぐに「ミシン刺繍かもしれません」と、ミシン刺繍と手縫いの違いを
説明してくださり、若いお孫さんが躊躇せずに背縫いに小鋏を入れたその手元を見て、
少しびっくりしつつ「このお店にして良かった!」と思いました。客の目の前でサッと
そういうことができるのは技術があるからに違いありません。

陰紋と日向紋、着物に映える糸の色味など、小1時間お邪魔してご相談しながら勉強になる
お話をお聞きしました。とても興味深く楽しかったです。

高橋刺繍店さんは最近一般の人からも受け付けることにしたとのことで、HPを作ったのも
少し前だそうです。http://nttbj.itp.ne.jp/0333156496/index.html

お約束どおり3週間後に仕上げていただきました。
今回は刺繍の他に、紋解き、背縫い、型代込みで22000円。
お値段もありがたいものでした。

メールではなく電話、Face to Faceでご相談して内容を決定、
手書きのお手紙とともに到着。何故か私のアドレスからメールが届かないので、
私もお礼のお手紙を書きポストに投函。全てがひと昔前のやり取りのような感じでしたが
それがなんだかとても嬉しく満足でした。

FullSizeRender 11.jpg刺繍の楽しみを知ってしまった私。
また刺繍をしたい着物があったら高橋刺繍店さんにお願いしたいと思っています。

posted by miyuki at 12:54| Comment(0) | 着物アレコレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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